子供のころ自宅から50m位のところにスーパーと駄菓子屋がありました。どちらもお菓子が売っていたが、スーパーは一般的なお菓子が多かったです。
母は、駄菓子はあんまり健康に良くないので、いつも買ってもらえなかったが、たまにご褒美として、好きなものを買っていいよとお小遣いをくれた日もありました。
スーパーでは、大体ポテトチップスとかお菓子が最低でも100円以上するが、駄菓子屋は最低5円から買い物ができるので、お小遣いが少ない子供のころは、スーパーじゃなく、駄菓子屋で買い物するのが一般的で、私はいつも駄菓子屋で好きなおやつを買って帰ります。
まぁ、好きなおやつと言ったら、よく買っていたのがどんどん焼きとか五円のチョコでした。
確か記憶ではどんどん焼きが20円、5円チョコが5円なんで、両方買っても25円!!
当時ポテトチップスがたしか100円くらいだったと思うんで、そう考えると色々買える駄菓子屋が断然楽しかったし、ましていつも行けるわけではなかったんです。
お菓子だけじゃなく、謎のおもちゃとかも売ってたりして、子供の流行の発信基地!子供の私にとって、セレクトショップって感じでしたね。
実際地元の子供もたむろってたり、そこで売ってる何かが話題になったりするんで、皆はついつい暇つぶしで買い物に行ってたけど、私はいつも羨ましく思っていました。
それでも、当時の流行が良く知っていました。たしか当時流行っていたおもちゃで、ソフトグライダーというのが流行っていて、発泡スチロールの薄いやつみたいな素材の飛行機なんだけど、これがまた色々な種類があって、ついつい子供心にコレクションしたくなったり、友達と誰が一番飛ぶか!?みたいな競争をした記憶があります。
最近ではあまり駄菓子屋って見かけないけど、子供の時だけじゃなくて、高校時代に部活の帰りにたむろってたのも駄菓子屋でした。
母の影響で、私はあんまりお菓子などを食べない習慣になっているけど、時々、見かけた昔ながらの駄菓子屋に入りたくなってしまいます。でも、駄菓子って変な色のものが多く、これぞ身体に悪そうだなと思いながら、ニヤニヤして、口に運ぶ私がいます。そんなとき、健康なんて関係ありませんね。
学生時代の思い出の場所であり、昭和な思い出が詰まった駄菓子屋、私が学生時代に友達と通っていたお店はもう無いんだろうなー
店番してたのも当時おばあちゃんだったから、誰も継がないだろうし、100円持ってお釣りがくる駄菓子屋や時代が懐かしいです。